昨年より、何とか芝の植付を試せないかと試行錯誤していましたが、6月に思わぬ朗報

日本サッカー協会が、サッカークラブ、自治体、小中学校、幼稚園・保育園などを対象に、グラウンド5面分(50,000m²相当)の芝生の苗30万株を無償で提供する芝生化キャンペーンを実施、その対象として当校 が選ばれたのです
この芝生化キャンペーンは、日本サッカー協会がキャプテンズ・ミッションに掲げる「JFAグリーンプロジェクト」の一環として行われているもので、芝生化は目的ではなく手段であり、目的は地域社会づくりとうたっています。
う〜〜ん、共感しますね。
私たち南池袋小学校PTAが目指すものに限りなく近い感じです。
ガンバレ! サッカー協会!! ガンバレ!私たち!!

というわけで芝の植付当日を迎えました。

今回の芝生化キャンペーンでは、日本サッカー協会から芝のスペシャリストが派遣されると
聞いていましたが、当校に派遣していただいたのは・・・・・・
前日メールをいただいて、嬉しいびっくり
以前、芝生の調査のため、FC東京のグラウンドと小平十三小学校を訪ねたとき、芝生について
色々と教えていただきました池田省治さんと、池田さんの会社の栗島さんだったのです。
芝のプロ中のプロ、日本一の芝のスペシャリストが、そういっては何ですが、たった100坪の
芝生化のために・・・・・・感涙です

写真は、ポット苗「ティフトン」について説明する池田省治さんです。
「丈夫だから、ちょっとくらい乱暴に扱っても大丈夫!」

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ポット苗方式では、まず土に5cmほどの穴を開けて、そこに芝の苗を植えつけていきます。 そこで参加のお父さんたちに、鋤などで穴を開けてもらったのですが

「硬〜〜〜〜い」

2〜3回で鋤が外れる、手にマメができる、手が痺れる、土にはじかれると お父さんたちは悪戦苦闘。 池田さんからは「今までで一番硬い土」の称号をいただきました。 「ここに芝が根を張るのなら、他はどこでも大丈夫」だそうです。

「ガ〜〜〜〜ン」
そんな土の上で、子供たちは毎日遊んでいたのですねえ。

こうなったら、芝の力を信じるしかありません。

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これがポット苗
四角の中に、苗が25個、土と一緒に入ったものです。
これを先ほどお父さんたちがあけてくれた穴に植えます。

ポイントは、
植えた回りの土をなるべく平にすることと、
池田さんが手本をみせてくれましたが
植えた後、上から芝を軽く踏むことです。

 
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イベント当日、100人に近い方に集まっていただきました。
家族同士、友達同士、思い思いに芝の植付開始
普段はすぐ飽きてしまう子供たちの集中力に、私たちもびっくり
全員でいい汗をかきました

余りの暑さに中休み!
副校長先生の嬉しそうなカウンドダウン
「10、9、8、7、6、5、4、3、2・・・」で

 

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ジェット式スプリンクラーが爆裂
子供たちは・・・予想通りSHOWTIME
走り回り、叫び回り、踊りまくっていました。
大人もやりたい・・・・・・

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練習が終わった雑司が谷ヤング(少年野球)の子供たちも参入
芝の植付面積はドンドン広がっていきます。

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校長先生も泥だらけ

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「野球は草野球が始まり、アメリカ大リーグの球場は
ほとんどが芝のグラウンドです」
池田さんの説明に聞き入る野球少年たち
池田さんがNFLスーパーボウル・グラウンドクルーと知ると
お父さんたちからも質問攻めでした。
芝生への関心が深まったようです。

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これがプロの水撒き

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これがプロの肥料まき

豪快な中に繊細さがあります。

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植付が終わった苗の状態です。

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全体はこんな感じです。
田植えの後のようですね。
土が硬いので、他より多少時間がかかるとのことですが
運動会の頃には、きっと必ず緑の絨毯になってくれるでしょう。
みんなの思いがいっぱい詰まっているのですから・・・・・・。

池田さん、栗島さん、そして日本サッカー協会の皆様、ありがとうございました。
これで芝生化への第一歩を踏み出すことができました。
参加していただいた皆様、本当にお疲れ様でした。
これからも皆で芝たちを見守っていきましょうね。