当日までドキドキでした。

 連日の練習に、どこまで夏芝ティフトンがもちこたえてくれるのか?
 芽生え始めた冬芝ライグラスは、大丈夫なのか?

結果は下記のビデオをご覧になってください。

 全体に茶色が目立ちますが、地面が見えている場所は少なめです。
 歩いてみると、意外なフワフワ感に驚いた方もいらっしゃるのでは?
 ティフトンが頑張っているところも、ライグラスに健気に頑張っているところも。

そして・・・組体操を見ると、「今年も芝生化をしてよかったなぁ」としみじみ思いました。

それでは、5年生、PTA、地域の皆様による「マイムマイムpart2」をお楽しみください。

http://bit.ly/p9IMjf

校庭は今「逆ザビエル芝」の状態です。
ポット苗を植える前と反転したかのように、四隅が枯れたり土が露出したりしています。

冬芝のライグラスは一年草なので、枯れてしまったんですね。
 

でもよく見ると、ライグラスが枯れてできた空間にティフトンがランナーを伸ばし始めています。
がんばれ!ティフトン!

ポット苗の植付からほぼ2ヶ月がたちました。


ところどころ、はげた所はあるものの、立派な芝生になりました。
関係者としましては、「よくぞ、ここまで育ってくれた」と感涙ものです。
8月6日からは、ポット苗の部分も芝刈りを開始しました。 芝刈り後には、蝶々や蜻蛉が飛んできます。
ささやかですが、都会のど真ん中で自然を感じる瞬間です。
ポット苗の成長の軌跡はこちらからどうぞ!!


http://minamiike.bhp.jp/category/1477512.html

2008年の「しばこちゃん」「しばお君」、2009年の「しばわん」「しばつー」がとても好評だったことを受け、2011年版芝っこたちにも名前をつけることにしました。
命名は、図書ボランティアのお母さんたちです。
英語のGlassから「ぐらちゃん」と「らすちゃん」ということになりました。
「ぐりとぐら」みたいですね。
本好きのお母さんたちらしいネーミングです。

6月
21日 

「ぐら」です。
みなさん、よろしくね 
私のランナーがみえるかな? 

110621_140219.jpg

「らす」で~す。
私の方がランナーが長い?小さなポットから飛び出して伸び伸びしているところです。 

6月
27日

ほぼ1週間ぶりですね
 すくすく育っています。

「ランナー」の長さは、今回も「らす」の勝ち!

7月
2日


またぐっとふさふさしてました。画面縦方向で長さは50センチ程あります。 

らすもぐんぐん延びています。人間にはうっとうしい雨と暑さが芝にとっては絶好の環境なのかな?
ぐっと延ばしたランナーはこちらも50センチありました。 

全景

校庭は今こんな感じです。ポット苗の一株一株がふさふさしています。
今はまだ一つ一つが独立していてポコポコしている状態。やがてあちこちにランナーを伸ばし、シナプスのようにつながって、緑の面を作り出します。早くそうならないかなあ。 

7月
15
日 

お隣りさんと手を繋ごうとしています。ぐらも面積を広げつつあります。

らすがすごいです。こんなに成長していました。広がってお隣りさんと繋がり、個別認識が難しくなってきました。 

「点」だった芝生が「面」になって来ていました!この暑さに負けず、芝生たちはすくすくと成長しています。 

8月

こちらは芝刈り前の「ぐら」。個別認識できません。

こちらは「らす」。やはり個別認識できません。芝刈り前なので、ふさふさしています。

全 景

今日の芝刈りは目白スターズさんでした。車の運転に慣れていらっしゃる方だったので、初めてとは思えない美しい芝刈りでした。

今まで見たことがないエアレーション機が登場。
なんと南池で初めて使用!! 
普通、穴をあけるというイメージですが、
これは刃で切るという感じです。
しかも刃が微妙に横揺れします。

結果、刃の跡は、深いところで10cm
幅は数mm~1cm
栗島さんいわく「希望的観測ですが・・・」
校庭の表面にある粗い砂が
この溝に落ちてくれるといいのですが・・・
南池小の皆さん、足を横ずりすると砂が溝に入ります。
お暇な時にズリズリしてみてください。

 ティフトンの状態がいいところはこんな感じ!
じわっじわっと面積を広げているようです。
「根性あるなぁ」
ガンバレ!ティフトン

 はげているところは、地下茎もあまりなく
あっても緑色ではありません。
ここはやはり、ポット苗で補修することになりそうです。

5月8日に作ったポット苗は、早すぎる梅雨の到来や肌寒さにも負けず、スクスクと育ちました。


6月19日(日)、梅雨の合間の晴れ間に、みんなでポット苗を植えました。
思い起こせば4年前、校庭の土はアスファルトよりも固く、鍬を思いっきり撥ね返していました。
そして今、なんとシャベルでも穴をあけられるようになっています(感涙)。

14:00から、お父さん、お母さん、先生たちも頑張って、たくさんの穴をあけました。
子どもたちも面白がってお手伝い・・・・・・1時間ほどで、芝がはげた所は穴だらけ!
そして、みんなは泥だらけ!!

15:00からは、子どもたちがメインで芝の植付を行いました。

1時間ほどで、5000個の芝っこたちが校庭に・・・・・。

壮観です\(^o^)/

ここで、子どもたちへのお願い
「芝っこがもう少し大きくたくましくなるまで、ちょっとだけ優しく接してあげてくださいね」

雨の合間の晴天の下、子供たち、保護者・先生・地域の皆さんが一緒になって、ポット苗作りをしました。まず、栗芝の栗島さんから、現在の芝の状況、今後の芝生の管理、ポット苗の作り方などの説明がありました。 小さなお子さんたちも熱心に聞きいってくれました。勉強になったかな?
土の中の様子を興味津々に見つめていました。

朝採りの芝をほぐし、バケツの水の中へ。
事前に準備していただいた土と砂をまぜた目土がはいったポットに
ほぐした芝をさしていきます。

地下茎は下になるようにさしていきます。
さしかたが個性的!!
女性社長(?)グループの苗がなぜか大雑把と笑いが(^^ゞ

先生たちも真剣そのものです。

副校長先生は家庭サービス兼??

 こうして大変個性的な芝の赤ちゃんが出来上がりました。
50日後が楽しみです。
苗の植え付けは6月19日(日)の予定です。
苗作りに来られなかった方もぜひお越し下さい。

60名以上の方にお集まりいただき、無事、芝っ子を5000個(人?)作ることができました。
お暑い中ご協力いただきました地域、保護者、先生、そして子どもたち、ありがとうございました!
完璧な準備をしていただきました栗島さん、望月さんにも心より感謝です!!
美味しい麦茶を用意していただいたPTA本部の皆さん、お疲れさまでした。

詳細はこちらから 

夏芝ティフトンの生育が悪い部分を補強するために、ポット苗を作ることにいたしました。

日 時 : 5月8日(日)14:00−15:00 無事終了!
場 所 : 南池袋小学校校庭(雨天決行)

本日も、3月23日と同じハイドロジェクトのエアレーションと液肥まきを実施していただきました。
プロの競技場並みのお手入れをしていただいているような気が・・・・・・ありがたいことです。
手入れをほとんどしていなかった芝刈り機も、ピカピカにお手入れしていただきました。
プロのお仕事はいつ見てもホレボレいたします。

ただいま、「まだまだ伸びるぞ!」という冬芝と、「夏は私が出番よ」と伸び始めた夏芝がしのぎを削っています。いい按配に冬芝から夏芝へのバトン渡しが出来るといいのですが・・・。

池田省治さんが、栗島さん、島村さんと来校。池田さんより、現状の問題点を指摘していただきました。

◎校庭がゴムチップより低いため、排水がうまくいっていない
◎スプリンクラーのヘッドの位置が高い
◎芝がティフトンなのか?→今回持ち込んでいただいた芝と比べるとたしかに??
◎朝礼台前方など、地下茎が枯れている箇所がある

以上について、対策も色々とアドバイスをいただきました。その案をもって、早々に関係者が集まって対策会議を行うことに。
栗島さんには、ほぼ毎日のように芝を見に来ていただいております。
「生きものだから・・・」、たしかに、でもここまでしていただけるのは、心意気があるからですね。

3週間がたちました。
芝は思っていた以上に回復しています。
が、明日は始業式&入学式。タフな使用状況が始まります。

芝を休ませるか、今まで通り子供たちに開放するか・・・

この悩ましい気持ちは、本気で校庭の芝生化に取り組んだ人達だけが理解できるものでしょう。

私たちは、美しい芝生より、そこで遊ぶ子供たちをいつも大切にしたいと考えます。

その瞬間に美しい芝ではなく、踏まれても踏まれても、それでも尚立ち上がる芝を大事にしたいと思います。
もしかしたら、1週間でツルパゲになってしまうかもしれない・・・それでも私たちは、いつの日かよみがえる芝生を夢見ながら、維持管理を考えていきたいと思います。

4月2日、新年度初めての維持管理作業です。
「土の中はどうなっているのだろう?」
常々思っていたことを確認することが出来ました。
まずはトラブル発生、鉄棒そばのスプリンクラーが破損していました。
破損を足の感触で検知してしまうのですね。立ち会っていた稲垣副校長先生もびっくり!!
たまたま栗島たちさんがもっていた部品と交換していただきました。

鉄棒側から見た全体の様子はこんな感じです。
ティフトンの芽生えと冬芝の元気回復でいい感じ!

近寄ってみると、ティフトンがどんどん伸びてきています。

 栗島さんが手にしているのは、土の中を調べる機械
上からガツンと踏んで、土を採取します。

 一番いいところはこんな感じです。
芝の真下は、ビックロールについてきた土や砂
その下に今回の工事でいれた赤土層
そのまた下に元々あった土の層(たぶん)があります。
冬芝ライグラスの根はまっすぐに伸びて、元々あった土の層まで
深く入っています。
夏芝ティフトンの地下茎は赤土層まで入り込んでいます。

 状態があまりよくないところはこんな感じです。
根っこも地下茎も少なめですが、赤土層まで入っています。
地表ははげているように見えても、地下には芝の芽の子供たちがしっかり生きているようです。

持ち込んでいただいたビックロールの成長振りには目を見張るばかり
左が3月25日に到着したもの、右が3月29日に到着したもの、4日違いのでこの差にも驚きでした。

シートをかけて4日、栗島さんたちが状態を確認しに来校。気温が上がって、シートの中がちょっと蒸れ気味なため、数日シートをはがしてみることになりました。

はがしてみると、4日前とは明らかに違う!!!
写真ではわかりにくいですが去年の夏にビックロールを敷いたその跡が、帯状にうっすら浮かんでいる??
芝の芽が想像以上に増えていました。「こういうのを見ると、モチベーションがあがりますね」・・・
全くその通りです。

近づいてみると、こんな感じです。これも写真ではわかりづらいですね。

シートはがしは、シート敷きよりもサクサクと進みます。次に、肥料散布撒く前に校庭の端から端へ糸をセットして歩く位置を表示、
幅を3.8mに設定するやり方、糸をセッティングする方法など細かく教えていただきました。校庭の両端で手をあげて合図しあうなど、ケガのないように配慮した内容ですφ(..)メモメモ

気温、もっともっと上がって!!芝っこ、もっともっと育ってね!

今日のメイン作業は、芝生にシートを掛けること。
春休みに養生期間をとり、夏芝の芽が出やすい環境を作ってあげることにしましたが、シートを掛けることで土の温度を保ってあげることになり、その環境をバックアップすることになります。

シート掛けの前に、ミニサッカゴールの芝がはげた部分を補修することに。
使用するのは、サンドベースのビックロールを切ったものです。

 

去年の夏に校庭に敷いたものは、土に芝生・・・結果としてバラバラになりやすいものでした。
サンドベースのものは、引っ張ってもビクともしません。
「サンドベースものは、砂丘の鳥取でしかなかなか作れない、だから鳥取産」という栗島さんの話に納得
ビックロールを敷くために、ご覧のように土を掘りましたが、まったく擦り切れてしまったと思った部分でも、芝の地下茎がたっぷりでてきました。

写真ではわかりにくいですが、しっかり芽もでています。
校庭の真ん中あたりに、かび(?)のように見える、うっすら緑の部分は、夏芝ティフトンが芽吹いているところなのですね。すごい生命力!
栗島さんは、「小金井ではまだまだ。都会は暖かいのですね」とのこと。

そして、シート張りです。
4枚のシートを掛けました。慣れれば30分程度のことですが、慣れれてないので90分ほどかかって完了です。

一面シートです。
夏芝くん、しっかり育ってね。

1年間、私たちの理想とは程遠い維持管理状況でしたが
本日より、ようやく自分たちの気持ちをこめた管理が出来るになりました。
「今まで出来なかったことをやりたい」というワクワク感と
「本当にうまくいくのだろうか」という不安感の間を揺れ動きながら迎えた初日です。

 午後13:20 昼休みが終わる頃に作業開始。今回は
お馴染みの栗島さんと一緒に、望月さん、島村さんがい
らっしゃいました。
 トラックに乗って運ばれてきたのは、ハイドロジェクトに
タンク、トラクター・・・すごい存在感!!

  真ん中のタンクに給水します。この水を高圧噴射して
小さく深い穴をあけるというもの。
 穴の深さは浅いところで数cm、深いところでは15cm
くらいになるそうです。

 エアレーションの作業開始です。
 まずは校庭をぐるっと周回、重なる所もなく、抜ける所
もなく、校庭一面に穴を開けていきます。
 下校が始まった一年生も「え~何やっているの」と興
津々でした。

 あっという間に一面穴だらけ。普通のエアレーションと
違って、芝の地下茎に優しい穴あけ作業だそうです。
 半年たって、硬くなった土も優しくほぐします。
 芝の根も新鮮な空気を吸って喜んでいるでしょう。

写真 (11).JPG

次に肥料まきです。今回を液肥をまいていただきました。
 粉を水でとくと、鮮やかなブルーに!!
 ポヨポヨっと芽生え始めた夏芝ティフトンを元気にしま
す。 

 ハイドロジェクトを外して、タンクのウィングを伸ばします。
タンクの中には先ほどの液肥を入れて水と混ぜ合わせます。
 只今、試運転中、ウィングの両端からはなぜか泡が??

泡はどこまで肥料をまいたかの目印でした。
 作業中に、今度は高学年の子供たちが降りてきて
「あ、雪が降っている!!」と大騒ぎです。
 淡雪もやがて溶けて、芝生のご飯になりました。

 

 途中からみぞれが降りそうな寒さの中でしたが、プロの仕事ぶりを拝見できて
とても充実した維持管理のスタートとなりました。
 栗島さん、望月さん、島村さん、ありがとうございました!